中部国際空港(常滑市)は、代替滑走路整備の公募型指名競争入札を実施した結果、施工者を大林組(東京都港区)に決定した。
この工事は、現滑走路(A滑走路、延長3500b、幅60b)とターミナルとの間にある既設の誘導路の1線(A平行誘導路)を、延長3290b、幅45bの代替滑走路として整備するもの。履行期間は2027年7月まで。27年度中の供用開始を目指す。
同社は、この代替滑走路整備事業により、空港の完全24時間運用と現滑走路の大規模補修の早期実現を図る考え。同事業に関する概算事業費は、約140億円と試算している。
提供:建通新聞社