大曲仙北広域市町村圏組合は、築40年が経過し老朽化している北部斎場の施設や火葬炉設備の長寿命化を図るため、大規模改修を行う。来年度当初予算案に工事費を要望し、施設改修と火葬炉設備更新に着工する予定。施設改修は来年4月に公告し、6月または7月の臨時議会の議決後、本契約して着工する見通し。火葬炉設備更新は同年7月以降の公告を見込んでいる。同年度中の事業完了を目指す。
北部斎場(仙北市角館町鳥木沢133)は、昭和59年に建設された鉄筋コンクリート造平屋建て、床面積484.24uの施設で、火葬炉は2基。建築から40年が経過し老朽化が進んでいるため、大規模改修を行うもの。設計は館設計、アスベスト調査はエヌエス環境が実施。
工事は、施設改修と火葬炉設備改修の2件で発注する。施設改修では和式トイレの洋式化、多目的トイレの新設、クロス・床の張替、外壁の塗り替えを行う。参加要件は建築一式を予定。来年4月に施設改修工事を公告、6月または7月の臨時議会での承認を得て本契約する。火葬炉設備改修では、火葬炉2基の設備一部を更新する。7月以降に公告し、同年度中の事業完了を目指す。
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秋田建設工業新聞社