県土木部は、土木工事と委託業務積算(測量、地質調査、土木設計等)の端数処理の仕方を改める。
工事価格(業務価格)のまるめ(切り捨て)処理は、従来の1000円単位から1万円単位とし、一般管理費等で調整する。工事価格構成要素のうち、間接工事費の共通仮設費(率計上)と現場管理費も、1円単位だったものを1000円単位とし、1000円未満を切り捨て処理する。
国土交通省の基準に合わせた。これまでは県独自の端数処理の仕方をしていた。土木工事標準積算基準と設計業務等標準積算基準を一部改定。15日以降起工分から適用する。
同部は、国交省の土木工事標準積算基準改定を受けた2024年度の基準改定で@復興係数・復興歩掛りA時間外労働規制に対応した現場管理費の見直し等について、4月に前倒し適用していたが、これ以外の歩掛りの新規制定、改定等は、例年の10月からずれ込み、25年1月下旬となる見通しだ。
(提供:福島建設工業新聞社)