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北陸工業新聞社
2024/11/14

【福井】最先端の技術を学び地域に貢献/福井県電業協会が設立25周年祝う/不要銅線回収の奉仕活動を継続

 一般社団法人福井県電業協会(伊藤仁一郎会長)の設立25周年記念式典は12日盛大に開催された。鷲頭美央副知事ら来賓多数を含む約100人が参加し、節目を祝い、今後益々の発展を誓った。
 会場は、福井市中央1丁目のコートヤード・バイ・マリオット福井で。
 式冒頭、伊藤会長が節目に感慨深く挨拶。歩みを振り返り、とりわけ「会員一丸で取り組む不要銅線の回収事業(今年で27回目)の奉仕活動を誇りに思う」と強調。少子高齢化など、電気業界も依然厳しいとしながら「今後も最先端の技術を取り入れる勉強を続け、若年者にむけて積極的にアクションを起こしていきたい。緊急事態にも対応できる態勢が求められ、いっそう地域に貢献できるように努めたい」などと力強く抱負を示した。また来賓の鷲頭副知事と、西行茂福井市長が祝辞し、日ごろインフラ整備に多大な尽力を頂くと深く感謝を示し「設立来、電気工事の品質や、信頼性の向上に、大きな役割を果たしてきた。銅線端材の売却金を福祉団体に寄贈するなど、社会貢献もされ、災害時における電気設備の応急対策業務を締結するなど、功績は多岐にわたる」と、深く敬意と感謝を示した。
 来賓が紹介され、県土木部の田中忠範副部長と寺井直大公共建築課長、県産業労働部の酒井見竜公営企業課長、日本電設工業協会北陸支部の村上博充事務局長、京都電業協会の進藤久和会長らが祝意を示した。祝賀会では、祝舞が披露され、記念ビデオも上映された。
 式典に先立ち、福井市田ノ谷町の臨済宗妙心寺派萬松山、大安禅寺において記念講演を聴いた。高橋玄峰副住職が演題「一に掃除 二に笑顔 三四元気に おかげさま」を話した。また同寺の令和の大修理の現場も見学している。

hokuriku