大阪府は、府中河内府民センタービルなど3施設でESCO事業の導入を検討している。府は希望者に事前調査を行い、調査結果を公募条件作成の参考にする。ESCO予備調査会の参加申し込みは11月15日までメールで受け付ける。
府中河内府民センタービルと府家畜保健衛生所は現地調査を行わず、電灯設備図面や照明稼働状況などの参考図書を配布しアンケートでの調査とする。回答期限は12月18日まで。府立弥生文化博物館は調査会を現地開催するが、日時は未定。
府中河内府民センタービルの規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ5157平方b。1975年に竣工した。所在地は八尾市荘内町2丁目。
設備概要は空調が中央熱源(吸収式冷温水機180USRT)で照明は蛍光灯など。過去にESCO事業を実施している。2023年度の年間光熱水費は約1135万円。
府立弥生文化博物館の規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下1階地上2階建て延べ4000平方b。1990年に竣工した。所在地は和泉市池上町。
設備概要は空調が中央熱源(吸収式冷温水機150USRT)と個別空調、照明は蛍光灯など。2023年度の年間光熱水費は約1264万円。
府家畜保健衛生所の規模は鉄骨造3階建て延べ1409平方b。10年に竣工した。
設備概要は空調が地域冷暖房で照明は蛍光灯など。23年度の年間光熱水費は約766万円。
提供:建通新聞社