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千代田町は千代田中学校（赤岩１９２０）、西小学校（赤岩１７５５）、東小学校（上五箇３１６−１）の小中学校３校による小中一貫校の建設を計画しており、２０２５年度に設計業務に着手する。25年度に基本設計業務委託を行った後、同年度に実施設計業務委託に移行する計画となっている。開校は最短28年度を目指していき、現段階で想定する建設場所は千代田中学校の敷地内となっている。
小中一貫校への統合は竣工後50年以上が経過する校舎が多く、老朽化が著しいほか、少子化による児童生徒数の減少も進んでおり、空き教室も増え、今後も生徒数の減少が見込まれることから、時代に見合ったより良い学習環境をより提供できるように新設を計画している。建設地の敷地面積は２万９０００�u前後を想定。
現在、公募型プロポーザルにより基本計画策定業者を公募しており、１月上旬に契約締結を予定する。基本計画の中では小中学生がスムーズな交流を図れる施設計画や環境配慮や地域住民への配慮などを計画に盛り込むことを求めている。
25年度着手を予定する基本設計業務の中で基本計画をもとに平面計画や配置計画などを作成。必要な調査などを行い、工事内容の検討および概算事業費の算出を実施するほか、採用材料や設備機器の運用費などの算出も併せて実施する。履行期間は４カ月程度を見込んでおり、下期に完了を予定。25年度下期に予定する実施設計業務は基本設計からの詳細な図面を作成し、工事発注に向けてより詳細な設計業務を行う。完了は26年度の上期を見込んでいる。
既存の学校施設の概要は次の通り。（�@生徒数�A学級数�B施設規模）
◇千代田中学校＝�@２７１人�A12学級（３学級および特別支援学級３学級）�B普通教室棟（ＲＣ造２階建て、１８２７�u）、特別教室棟（ＲＣ造３階建て、１６３６�u）体育館（Ｓ造平屋、７３３�u）
◇西小学校＝�@３５６人�A19学級（２年生３学級および１年生、３〜６年生２学級、特別支援学級６学級）�B北校舎（ＲＣ造３階建て、２５６１�u）、南校舎（ＲＣ造３階建て、２４０２�u）、体育館（Ｓ造平屋、６８４�u）
◇東小学校＝�@１３４人�A９学級（各学年１学級および特別支援学級３学級）�B北校舎（ＲＣ造２階建て、１５０３�u）、南校舎（ＲＣ造２階建て、１７１２�u）、体育館（Ｓ造平屋、６４９�u）