鮫川村は、村立公立学校等複合施設基本設計業務の公募型プロポーザルを公示した。参加形態は単体か3者以内JV。20日まで参加表明書を受け付け、5者程度に技術提案書の提出を要請する。1次審査(書類)25日、2次審査(プレゼンテーション、ヒアリング)25年1月中旬。同下旬に審査結果を公表する。
参加要件は村入札参加資格者名簿登録の@1級建築士事務所A県内に主たる事務所所在か村における建築設計業務の実績など。JVは構成員の過半数がAの条件を満たすこと。14年以降に竣工した小・中・小中一貫・義務教育学校、認可保育所、認定こども園か幼稚園でW造延べ1000u以上、またはその他の建築物延べ3000uの元請実績を求める。
技術提案テーマは「幼保小中を一貫して保育・教育することで実現できる次世代育成の場」「基幹文教・子育て施設としての幅広なサービスを実施」「施設の効率的・効果的な整備」。このほか独自の提案も受ける。村100年の大計にふさわしいシンボル施設としての考え方、ZEB化推進や地場産材木材の活用などを評価する。
義務教育学校6261u(うち体育館1200u、多目的ホール450u、図書館450u)、こどもセンター889u、公民館350uを合わせた複合施設として、木造を基本とする延べ約7500uを新築する。業務は基本設計図書作成、基本設計に関する関係機関協議支援、学校関係者への説明会参加と各種資料作成など。委託限度額8000万円(消費税込)。敷地は村が所有する赤坂中野字宿ノ入83地内の県立修明高校鮫川校跡地約3万1000u。
(提供:福島建設工業新聞社)