福井県環境型法面技術協会(中田浩一会長 加盟10社)の2024年度通常総会は8日開かれ、24年度の事業経過報告と収支決算、25年度の事業計画案など計6議案を慎重審議の上、すべて原案通り了承した。会場は、福井市西開発4丁目の県自治会館で=写真。
冒頭、中田会長(伸栄工業)が挨拶。能登半島地震など全国各地で災害が頻発する状況を受け、被災地にお見舞いの気持ちを示し、一日も早い復興を祈願。その上で、「法面処理工法は、災害を未然に防止し、ライフラインを担う、なくてはならない仕事。しかし人手不足は解消されず、資材の高騰も続く。週休2日制や残業規制、賃上げ等々。現場の進ちょくが思うように進まないなど課題も多いが、今後とも協会員の協力のもと、親睦を深めて、法面業界を盛り上げていきたい」と、力強く抱負を示した。
24年度の事業経過報告によると、23年10月に23年福井県リサイクル製品(認定品)の第2四半期の使用実績報告(県土木管理課)。24年1月23年県リサイクル製品(認定品)の第3四半期の使用実績報告(同)。4月は、防草マルチング単価表配布と、県リ製品(認定品)の第4四半期の使用実績報告(同)。6月に24年度防草マルチング単価表(改訂版)配布。7月に24年県リ製品(認定品)の第1四半期の使用実績報告(同)、9月にフクイ建設技術フェア2024出展などを実施した。
2025年度の役員(任期23年10月1日から25年9月30日まで)
■会長
中田浩一 伸栄工業
■副会長
筧和敬 日光産業
■理事
土本謙吾 明和工業
山形孝太 山形工業
■監事
矢野知一 オクシマ
■顧問
小野田利雄
■事務局長
前野和恒 伸栄工業