富山県厚生部こども家庭室こども未来課は、富山児童相談所養育・援助センター(仮称)等新築工事について、2025年度の着工を目指し準備を進めていく。
建設規模は延べ床面積約4265平方メートル。富山児相養育・援助センターが約1699平方メートル(一時保護定員12人)、児童心理治療施設が約1812平方メートル(入所定員30人、通所定員15人)、特別支援学校学びの場(定員45人)が約754平方メートル。場所は富山市下飯野の県リハビリテーション病院・こども支援センター敷地内で、県立高志支援学校横の敷地面積約8890平方メートル。
養育・援助センターには、相談などの来所者対応エリア、一時保護などの生活エリア(男子・女子ユニット)、管理エリア、屋外運動場を配置。児童の心のケアや生活指導を行う児童心理治療施設では、生活部として居室、食堂・リビングなどの男子・女子ユニットや家族室のほか、共有部を設ける。学びの場は、普通教室や多目的特別教室などからなる。
設計は創建築事務所が担当。
富山児相(富山市東石金町)の移転改築では、養育・援助センターとともに、富山駅前CiCビル5階に「こども総合サポートプラザ(仮称)」を設け、2拠点体制とする。