関西電力は、高浜発電所3、4号機における蒸気発生器の取替に伴って、取り外した蒸気発生器などを保管するための保管庫の新設工事に着手した。施工は鹿島が担当。
蒸気発生器の取替に間に合うよう、2026年3月末までには設置を完了させたい意向だ。
計画によると、新たな保管庫の規模は平屋建て延べ1587・17平方メートル。3、4号機の現蒸気発生器(計6基)や工事廃材(支持構造物など)を保管対象とし、放射線遮蔽能力と耐震強度を考慮してRC造で建設。耐震重要度はCクラス。
既設AおよびB蒸気発生器保管庫付近に建設する計画となっている。