日本工業経済新聞社(群馬)
2024/11/06
【群馬】西毛広幹道安中富岡工区 安中富岡線で道路改良 11月中旬一般競争
県安中土木事務所は、安中市上間仁田地内の西毛広域幹線道路安中富岡工区整備として行う、県道安中富岡線の道路改良工事について、11月中旬の条件付き一般競争入札公告へ準備を進めている。工事期間はフレックス工期を採用し、実工期は約10カ月を見込む。工事内容は切土工や大型ブロック積み工、間知ブロック積み工、側溝工となる。設計はコイデ(前橋市)がまとめた。
工事は(仮称)道前久保本線函渠付近で実施。道前久保本線函渠工事は大手組(安中市)が11月29日までの工期で進めている。道前久保本線函渠は延長5m、内空断面14・1m×5・7mの規模で整備する。
切土工はオープンカットで約7000立方m行う。なお、岩掘削は想定していない。
大型ブロック積みや間知ブロック積みは、道前久保本線函渠の取り付け部において、土留めとして施工する。大型ブロック積みは延長28・5m、高さ5・6m〜7・7m、面積約210u行う。工事で使用する大型ブロックの規格は◇横2m×高さ1m◇横1m×高さ1m◇横2m×高さ0・5m◇横1m×高さ0・5m−の4種類。
間知ブロック積みは延長30・9m、高さ2m〜7m、面積約150uで施工を行う。
大型ブロック積みと間知ブロック積みで使用する裏込材は再生裏込材(RC−100)で、大型ブロック積みと間知ブロック積み合わせて約100立方m使用する。大型ブロック積みと間知ブロック積みで使用する胴込コンクリートは生コンクリートで、規格は18−8−25(高炉)。大型ブロック積みと間知ブロック積み合わせて約150立方m使用し施工する。
側溝工は西毛広域幹線道路安中富岡工区本線部分の排水構造物として延長約155m設置を行う。工事では300o×300oの群馬県型管渠型側溝を延長約70m、300×300oの群馬県型落蓋式側溝は延長約85m布設する。
安中富岡工区は安中市安中地内の国道18号から富岡市上高尾地内の主要地方道前橋安中富岡線までを結ぶ全長6万3000m区間。うち、1600mを同事務所が担当。