愛媛県は、小松高校第1教棟と新居浜南高校理科教棟を長寿命化改修するため、それぞれ設計を開始した。委託先は小松高校第1教棟が宏朋(西条市)、新居浜南高校理科教棟が三崎建築設計(西条市)。各業務を2025年2月20日までの履行期限で進め、早期整備に備えていく。
小松高校第1教棟の規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ2615平方b(渡り廊下含む)。1973年建築で老朽化対策などを目的に長寿命化改修する。
計画では、屋上防水改修と外壁改修をメインに整備する。屋上防水についてはシート防水または塗膜防水による改修を、外壁改修については吹付塗装改修、躯体劣化損傷部補修を見込む。所在地は西条市小松町新屋敷乙42ノ1。
新居浜南高校理科教棟の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ807平方b(77年建築)。計画では、小松高校第1教棟と同様に屋上防水改修と外壁改修を施す。外壁改修では、壁や軒裏のクラック補修、塗装を見込む。所在地は新居浜市篠場町1ノ32。
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建通新聞社