徳島県は、徳島小松島港(赤石地区)クレーン基礎設計業務を基礎建設コンサルタント(徳島市)に委託した。11月2日付で業務を開始し、履行期間は2025年7月29日まで。重量物を積み込み・荷下ろしするクレーン基礎部分の土木工事を、25年度以降に赤石地区岸壁で発注する。
今回の業務で、クレーン載荷時の圧密沈下量を算定して嵩上げ高さを設定する。陸側と海側でクレーン基礎の配筋量を求め、構造形式の断面図や平面図作成、安定性や耐久性の検討の他、概算工事費を求める。逸走や転落防止装置、エンドストッパー、排水施設を設ける。給電設備で高圧受電施設を設置する。
施工場所は小松島市和田津開町の現クレーン西側。18日に別途、開札されるクレーン本体部分の製作・設置の工期は27年3月10日で、設置開始までにクレーン基礎工事を終える必要がある。
提供:
建通新聞社