令和6年度第1回京都府建築審査会が5日、京都市内で開催。京阪橋本駅南側で整備が進められている駅前広場に計画の公衆便所、公共用歩廊、交番について、公益性が認められるとし、道路内の建築制限における特例許可に同意した。
橋本駅南側の敷地では、共同住宅、福祉施設の開発が予定されており、駅前広場の整備で利便性を高める。
敷地5543・82u(近隣商業地域)において、ロータリーを北側に移設するなどの工事が進む。そうした中、八幡市が公衆便所、公共用歩廊を計画、京都府警察本部が橋本交番の移転新築を計画している。
八幡市の公衆便所はRC造及びW造平屋建、58・99uで、男性用・女性用・バリアフリー用の便所とともに、防災倉庫を併設する。公共用歩廊は屋根付きの通路で雨樋付き。S造平屋建×3棟構成で、規模は26・74u+7・80u+63・10uの合計97・64u。
京都府警は、駅北側にある老朽化した橋本交番を南側に移転新築するもので、規模はW造2階建、延72・44uで計画。新交番の北側に駐輪場、南側に駐車場を設ける。
公衆便所はロータリーの西側、交番は東側に建設する。このほか、バス停上屋も計画されている。