「一般社団法人全日本瓦工事業連盟北陸ブロック令和6年度定例・合同会議」が10月30日、福井市中央3丁目のホテルで開催された。主管は福井県屋根工事業協同組合(猪嶋具幸理事長)。
今回は指導PR、技術安全両委員会合同の会議とし、福井、新潟、富山、石川の4県から計16人が参加。全瓦連の将来像、ガイドライン例示工法試験などを議論した。
冒頭、全瓦連の新安全標語「危険箇所 未然に防ぐ指差し点検 皆で繋ぐ安全意識」を全員で唱和したあと、猪嶋ブロック長が、「物価高騰のなか、新築着工棟数の減少など厳しい局面が続くが、組織としてどうあるべきか、皆さんと一緒に将来像を探っていきたい。また、北陸特有の銅線緊結の耐力試験を行いたいと考えているので、忌憚のない意見をお願いしたい」と挨拶。
続けて各県の代表者が、能登半島地震における寄付金の用途など、近況を報告。全瓦連第13回通常総会の報告も行われ、神谷泰光理事長の所信などが紹介された。
合同会議では、全瓦連の将来像などを議論。将来像に関するアンケートの結果が報告され、風評被害の払拭や瓦の復権、事業活動などについて意見を交わした。終了後には懇親会も開かれ、親睦を深めた。