大阪母子医療センターは、設計・施工一括のデザインビルド(DB)方式で整備する同センター建て替え事業の基本設計説明会を行う。参加申込書を11月6日まで受け付け、参加申込書確認通知を11月8日に送る。説明会を11月12日にWebで行う。
対象者は、建て替え事業に関心のある設計者や施工者。基本設計の概要や今後のスケジュールについて説明する。
現大阪母子医療センターの敷地内に建て替える計画で、現在の周産期・小児医療分野の役割を継続するとともに、NICUスペースや患者ニーズを踏まえた個室整備の拡充、感染症外来の設置を行うとしている。
当初の予定から1カ年程度後ろ倒しになり、2030年度の開業を見込む。本年度中にDB事業者を選定し、25〜30年度に実施設計と工事を実施。開院後31〜32年度に撤去工事を行う。府の9月定例会に、債務負担行為の期間を延長する一般会計補正予算が上程されている。
基本設計は安井建築設計事務所・シップヘルスケアリサーチ&コンサルティング共同企業体が担当。
建設地は和泉市室堂町840。敷地面積は6万8077平方bで、用途地域は第1種中高層住居専用地域(指定建ぺい率60%、指定容積率200%)。
提供:建通新聞社