県は29日、2025・26年度建設工事と「測量等業務」の入札参加資格審査申請手続きを告示した。受け付けは12月1日からスタート。今回の申請から従来の紙ベースに加えて、県と県内13市町村が参画する「資格審査申請共同受付システム」(TCAS)を稼働させる。
TCASは、県と13市町村が納税証明書などの共通資料を県が一括して1次審査。その後、各自治体が必要な個別資料を2次審査する仕組み。申請者は個別の自治体に資料提出する手間を省ける。
11月1日以降、HPからダウンロードして利用可能。同21日からシステム利用者登録が可能になる。県土総務課では「できるだけシステムを活用してほしい」と話しており、TCASの利用を呼び掛けている。
入札参加資格申請は、来年4月の当初認定を受けるためには12月1日〜来年1月31日までが受付期間。なお、今回の申請から県内業者ほか、県外業者の受付期間も統一する。
TCAS参画自治体は次の通り。(24年12月時点)▽鳥取県▽鳥取市▽米子市▽倉吉市▽若桜町▽湯梨浜町▽琴浦町▽北栄町▽日吉津村▽大山町▽南部町▽伯耆町▽日野町▽江府町
日刊建設工業新聞