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　白山市は、「松任総合運動公園体育館改修工事」について、電気設備と機械設備の２分割での発注へ準備を進めている。今年度公共工事発注計画（１０月更新分）に盛り込んだ。
　スポーツ課所管の「松任総合運動公園体育館改修工事」（倉光４丁目地内）は電気と機械に分けられ、ともに第３四半期に一般競争入札方式で発注される見通しだ。工期は４００日間を見込む。
　同体育館の施設規模はＲＣ造４階建て延べ３４７８平方メートル。計画によると、メインアリーナを対象に全館空調システムを見直し、個別空調へ改修する。９月補正予算に３４４０万円を計上するとともに、２０２５年度の債務負担行為として限度額７億３０００万円を設定した。
　同体育館では６月、空調の熱源となる冷温水発生機２台のうち、１台が老朽化によって故障した。有事の際、同体育館は広域避難所として運用するため、来年度から予定していた個別空調化を前倒すことにした。スポーツ施設としての機能充実も図り、利用者の安全性や快適性を向上させる。高圧受変電設備等の改修に伴う実施設計は中島設備事務所が担当。
　このほか、第３四半期の発注案件では、保育こども園課所管の「松任こども園改修等工事」（茶屋２丁目地内）を追加。屋上手すり更新や園庭フェンス設置、遊具設置に取り組む。
　河内市民サービスセンター関連では市民サービス課所管の「かわち保健センター空調設備等改修工事」（河内町福岡地内）を挙げた。空調や衛生器具の更新、バリアフリートイレの改修を行う。工期は１５０日間。