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　小柳建設（三条市　小柳卓蔵社長）は２９日、県内の建設業としては初となる次世代育成支援対策推進法に基づく特例プラス認定「プラチナくるみんプラス」企業に認定された。
　同日、新潟労働局で認定交付式が行われ、千葉茂雄局長から小柳社長に認定通知書が手渡された。小柳社長は「社員が様々な課題を社内全体から拾い集め、その課題を解決しようとしたことが今回の認定につながったと思う。今後は社内外に向けてしっかりと情報を発信していく。これから入ってくる社員にもどのように伝えるべきか考えていきたい」と語った。
　プラチナくるみんプラス認定は、くるみん認定企業のうち、より高い水準の取り組みを行った企業を認定する「プラチナくるみん認定」の認定基準を満たしたうえで、不妊治療と仕事の両立に取り組む企業を「プラチナくるみん認定」にプラスして認定するもの。
　小柳建設では不妊治療と仕事の両立を図るため、年間３１日（うち１日分を有給）を上限に１時間単位で取得可能とする「ファミリーサポート休暇制度」を設けたほか、不妊治療と仕事との両立が可能な働きやすい環境整備、職場風土づくりについて、社内のイントラネット（社内ポータルサイト）にて全社員に周知することなどに取り組んだ。社員一人ひとりのライフステージに合わせて働く環境を整備することで、すべての社員が能力を最大限発揮し、活躍し続けられる職場づくりを目指していく構え。