サカイエステック(本社・福井市成和2丁目、山岸康弘社長)は27日、坂井市丸岡町一本田の坂井営業所において、「こども食堂」を開いた。地域貢献策の一環として、初めて行った。
食堂には「おむすび」と、味噌汁を用意し(限定30食)、訪れた地域住民に無料で振る舞った。
おむすびは、大野市上庄米を使い、塩味(能登珠洲産)に仕上げた。味噌汁も具だくさんで、ダシは北海道の利尻昆布と、富山の氷見いわしを合わせた。住民たちは、美味しさと、同社の優しい気持ちも堪能し、笑顔を見せていた=写真。
山岸社長は「地域の方に、少しでも元気になっていただきたい」(山岸社長)と願った。
坂井市社会福祉協議会の西出有希さんは「子どもも大人も、食を通じて居場所づくりの切っ掛けになれば」と、コミュニティ・ソーシャル・ワーカーとして今企画の意味を捉えていた。