金沢大学は29日、「同大(角間2)高度情報専門人材育成拠点施設新営その他工事」の一般競争入札を公告した。11月8日まで申請書を受け付け、同29日に開札する。施工体制確認型総合評価落札方式の試行案件。
参加資格は▽建築一式工事のAまたはB等級の認定を受けている▽東海・北陸地区(愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、富山県、石川県、福井県)に本店、支店、営業所のいずれかがある▽2009年度以降に元請けとして、SRC造、RC造またはS造の校舎、研究施設、図書館、事務所、庁舎、病院における地上2階建て以上で延べ床面積1100平方メートル以上の新営工事を施工した実績がある―など。
計画では、情報工学分野とデジタル融合分野2学類の入学定員の拡大に対応するため、角間キャンパス(金沢市角間町)に高度情報専門人材育成拠点の新棟を整備する。建設規模はRC造2階建て延べ1721平方メートルで、講義室や実験室、研究室、教員室などを設ける。隣接する自然科学本館とは渡り廊下(S造2階建て延べ77平方メートル)でつなぐ。工期は26年1月30日まで。
設計は教育施設研究所(大阪事務所)が担当。