埼玉県建設業協会(小川貢三郎会長)は23日、2024年度建設業優良従業員表彰式をさいたま市内の埼玉建産連研修センターで開催した。本年度受賞者となった勤続30年以上の30社92人、勤続10年以上の34社101人の合計41社193人が表彰された。
冒頭、小川会長は「この度の受賞、誠におめでとうございます。皆さまは長年にわたって経営力、技術力の向上に努めるなど、真摯に職務に取り組み、社業ならびに建設業界の発展に大きく貢献された」とたたえ、「これまでに培った知識と経験を存分に発揮され、今後もそれぞれの立場で社業の発展に尽力して、建設業界が時代の変化に的確に対応しながら将来にわたって発展できるよう貢献してほしい」と今後のさらなる活躍を期待した。
続いて表彰へと移り、勤続30年以上の受賞者を代表して小川工業の野田敦氏、勤続10年以上からは竹並建設の村上有紀さんが、小川会長から表彰状と記念品を受け取った。
来賓として出席した県土整備部の武澤安彦副部長は「皆さまは長年にわたり建設業界に多大なる貢献をしてこられた。表彰に至るまでの研さんと努力に深く敬意を表し、今後の益々のご発展を祈念申し上げる。引き続き県民の安心安全のためにご尽力を」と吉澤部長の祝辞を代読した。
受賞者を代表して野田氏は「われわれは引き続き所属企業の中核社員として、社業の発展のため日々精進するとともに、地域の守り手としての役割を果たして参りたい」と決意を新たにした。
式典終了後、気象予報士・防災士の天達武史氏が講師を務め「安全第一!職場(現場)で活かせる!天気予報活用術」をテーマに記念講演が行われた。
提供:埼玉建設新聞