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　日本風力エネルギー（東京都港区虎ノ門４−１−２８　ラウル・リエンダ・セビージャ代表取締役）は２５日、柏崎市周辺で計画する「（仮称）西山風力発電事業」（事業会社＝西山風力合同会社）について、環境影響準備書の縦覧を開始した。
　環境影響評価方法書（２０２１年１月公表）からの変更点をみると、風力発電機を１８基から１２基に削減するとともに、大型部品の搬入ルートを限定し、約１１３６ヘクタールとしていた事業実施区域の面積を約６９０・８ヘクタールに縮減。一方、風力発電機の単機出力を６５００キロワットとし、方法書の４２００〜４５００キロワット程度から増強することで、総出力は最大６万９０００キロワットに据え置いている。このほか、風力発電基の配置を再検討することで環境影響の回避または低減を図った。
　スケジュールでは、建設工事は２６年５月ごろ〜２８年１１月ごろを見通す。主な工事工程は土木造成および基礎工事が２６年５月ごろ〜２８年４月ごろ、風車輸送・建方は２７年８月ごろ〜１２月ごろ、電気工事は２６年１月〜２８年２月ごろなどとしている。その後、２７年６月ごろ〜２８年５月ごろの試験運転を経た後、営業運転を開始するという。
　準備書は柏崎市役所、クリーンセンターかしわざき、西山・高浜・南部・二田コミュニティセンター、出雲崎町役場、刈羽村役場などで縦覧可能。期間は１２月９日まで（法的期間は１１月２５日まで）となっている。
　また、住民説明会が１１月１６日、出雲崎町中央公民館で１０時〜１２時、柏崎市の西山コミュニティセンターで１５時〜１７時および１８時〜２０時にそれぞれ開催となる。