第76回の中小企業団体全国大会が24日、福井市田原1丁目のフェニックス・プラザで、関係者およそ2000人が参加し、盛大に開催された。
主催は、全国中小企業団体中央会(森洋会長)と、福井県中小企業団体中央会(稲山幹夫会長)。
大会のテーマは「つながる ひろげる 連携の架け橋〜幸せ紡ぎ 新しい未来へ」と設定。北陸新幹線の福井・敦賀開業年の節目に合わせ、皆が幸せを実感できる社会(ウェルビーイング社会)の実現と、中小企業組合の持続的な成長と発展を目指している。
森会長と稲山会長が冒頭挨拶。震災からの早急な復興へ、豪雨や地震対策の強化を図る。適正な価格転嫁対策の推進と物価の安定を図る。人材確保や、生産性の向上など持続可能な成長支援策を拡充する。事業承継円滑化の対策強化を進める。地域の実態を踏まえた労働・雇用・社会保険料対策を推進する。中小企業組合など連携組織対策の拡充強化を図る(以上、宣言文)とした。
歓迎メッセージは、杉本達治知事(代読・中村保博副知事)と、西行茂福井市長が述べた。議事では、決議経過報告、議案上程、意見発表、議案採択して大会宣言。功績者を表彰している。