県都市整備部は大宮スーパー・ボールパーク基本計画の策定に向けて、民間事業者の意向を把握するためにサウンディング型(個別対話)市場調査を行う。15日から参加受付を始めており、17日時点で10数社が応募していることが分かった。建設会社、コンサルタントなどが興味を示している。応募締め切りは22日。
募集に先立って10日に開いた説明会兼現地見学会には、約40者から約100人が参加したという。大宮公園の「ポテンシャルを最大限に活かす再整備」に企業側の関心の高さがうかがえる。
サウンディング(個別対話)は11月11〜15日に行う。事業への参加意欲を把握するとともに、コンセプトとなっている野球、サッカーなどの「試合がある日もない日も楽しめる公園」に向けた新規導入施設などの意向を調査する。さらにはParkーPFIの適用可能性を含めて事業手法を決める際の参考にする。
同部では24年度末に基本計画案をまとめる。25年度早々に県民コメントで幅広く意見を募り、計画を確定させる方針だ。
提供:埼玉建設新聞