妙高市は23日、2024年度優良工事・優秀技術者表彰式を市役所で執り行い、4社5人の栄誉をたたえた。
良質な施工の確保と市内建設業者の技術力、意欲の向上を図るもの。同市においては23年度に創設され、今回で2回目となる。
式の冒頭、城戸陽二市長は、受賞者の功績を称賛するとともに、「インフラ整備は市民生活の安全を図るためになくてはならないが、建設事業者の持続可能なあり方や技術継承が課題だ」とし、解決に向け市として事業者とともに取り組んでいく考えを改めて示した。
表彰状授与の後、受賞者を代表して岡田土建工業の岡田繁継常務取締役が「さらなる技術の研さんと建設産業に対する社会のニーズを再認識し、若者が将来に希望を持てる企業づくりにまい進する」「受賞者一同、本日の感激を忘れることなく、地域に少しでも安心安全を提供できるよう努力していく所存だ」との覚悟を綴った岡田巖代表取締役の謝辞を代読した。
受賞者は次の通り(会社名、工事名、技術者名−の順。敬称略)。
▽新井総合公園整備工事 岡田土建工業 筒井冬樹
▽市道川上新保線道路改良工事 野本組 廣瀬正浩
▽妙高高原スポーツ公園野球場改修工事 中電産業 三留寛人
▽新井ふれあい会館改修・建築工事 保坂組 古川孝平、竹内萌乃香