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建通新聞社
2024/10/24

【大阪】大阪公大 杉本キャンパスに宿舎新設

 公立大学法人大阪は、杉本キャンパス(大阪市住吉区)内に外国人留学生などが入居する国際交流宿舎を新たに整備する。PFI手法に準じた事業方式を導入することとし、BOO方式、BTO方式またはBOT方式のいずれかを事業者が提案し、設計・施工・維持管理を一括して行う。事業者を選定する公募型プロポーザルを公告。参加申込書を11月25〜29日に受け付ける。
 景観・地域環境に配慮し、使いやすく安全で快適な施設づくりなどをコンセプトとし、外国人留学生と日本人学生120人程度が入居する宿舎を整備する。
 宿舎は、1室18平方b程度のワンルームタイプの居室を120室程度設ける。このうち1室はバリアフリー室とする。居室には家具家電とWi―Fi、キッチン、バス・トイレを設置し、家具家電は洗濯機、冷蔵庫、エアコン、照明、電子レンジ、ベッド、机、書棚、クローゼットを必ず配置する。
 この他、エントランスホールや管理人室、交流スペース、バリアフリートイレを設ける予定。
 建設地は杉本キャンパス内(大阪市住吉区杉本3ノ3ノ138)の人工光合成研究センターに隣接する用地。敷地面積は約1750平方bで、用途地域は第1種住居区域(容積率200%、建ぺい率80%)。

■2月7日までに事業者選定通知

 企画提案書を12月27日まで受け付け、2025年1月20日に企画提案会を開いた後、25年2月7日までに選定結果を通知する。25年3月末までに契約を結び、事業に着手する。4〜10月には法人が埋蔵文化財調査を予定しており、工事に入るのはそれ以降となる。27年1月に竣工、27年4月に供用開始を予定している。

提供:建通新聞社