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下仁田町は、中小坂地内で旧小坂小学校の校舎および体育館を解体して整備する、防災研修施設や消防団詰所の建設工事に向けた設計監理委託料を12月補正予算案に計上する予定であることを示した。旧小坂小解体後の跡地には防災研修施設や消防団詰所のほか、下仁田消防分署を建設する。下仁田消防分署の建設工事は２０２５年度に富岡甘楽広域市町村圏振興整備組合が発注を計画している。
体育館跡地には防災倉庫を備えた防災研修施設の建設を計画している。町は20年度に西野牧地内の西牧防災広場に整備する防災倉庫を備えた防災研修施設の建設工事を発注しており、小井土建設（下仁田町）が２６４０万円で落札している。
旧小坂小解体工事は、みなしろ建設（下仁田町）が12月13日までの工期で進めている。解体後の校舎跡地には消防団第３分団第１部と第３分団第３部を統合し、第３分団第１部の詰所を建設する方針。20年５月に発注した西牧防災広場の消防団詰所建設工事はデザイン工業（下仁田町）が１９５０万円で落札している。
校庭（約３４００〜３５００�u）部分では、下仁田消防署（下仁田町下小坂１６２−１）の建て替え工事を行う。建設工事の設計は勝山工務所（前橋市）が受託している。26年度の開署を目指し準備を進める。
下仁田分署の新庁舎棟はＲＣ造２階建て、車庫棟はＳ造平屋を想定している。延べ床面積は６４１�u以下で計画する。庁舎棟のほか、鉄骨組２階建ての訓練塔や40ｔの地下式防火水槽、自家給油所などの整備も予定している。
24年度に竣工した南牧分署は建築工事、機械設備工事、電気設備工事に分けて発注。建築工事と機械設備工事が上原建設（下仁田町）、電気設備工事は湯井電気（富岡市）が受注している。
新施設は西牧分遣所（下仁田町南野牧６０７９−５）を統合する形で建設。なお、既存の下仁田消防署はＲＣ造一部Ｓ造２階建て、延べ床面積５１８・77�u、敷地面積１５８５・83�uの規模。西牧分遣所についてはＲＣ造２階建て、延べ床面積２１８・38�uで、敷地面積は５５０・59�uとなっている。