株式会社オーリス(大潟村字中央1−1、橋浩人代表取締役社長)は、「自然エネルギー100%の村づくり」事業に関し、2期工事となる太陽光発電設備・蓄電池の設置工事を来月中旬頃に1件で公告する予定。設置する施設は、特別養護老人ホームひだまり苑、大潟小・中学校、大潟こども園、大潟村役場、保健センター、大潟診療所の計7カ所。今年度中に2期工事を終えたいとしているが、来年度に繰り越すことも含め検討している。
事業は、公共施設、商業施設、村営住宅、一般住宅の屋根や敷地に太陽光発電設備(計4,254kW)・蓄電池を新設し、村有地にメガソーラー(8MW)を設置するもの。設計はシン・エナジーがまとめた。環境省の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」を活用し、太陽光発電設備・蓄電池の設置工事を1・2期に分けて行う。
1期工事は、昨年度に沢木組・工藤電気工事JVが実施。ポルダー潟の湯東側に隣接する職員用の砂利敷き駐車場と、ホテルサンルーラル大潟の北側に隣接する駐車場の2カ所に太陽光発電設備・蓄電池を設置した。
今回発注する2期工事では、特別養護老人ホームひだまり苑、大潟小・中学校、大潟こども園、大潟村役場、保健センター、大潟診療所の計7カ所に設置。
7・8年度は、村有地のメガソーラー新設(8MW)を2カ年で実施する予定。候補地の一つに既存メガソーラー南側の敷地を挙げており、村有地以外も視野に検討を進めている。
今後も、公共施設や一般住宅などの屋根や敷地で太陽光発電設備・蓄電池の設置を推進していく予定。
提供:
秋田建設工業新聞社