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日本工業経済新聞社(群馬)
2024/10/22

【群馬】県桐生土木事務所は赤岩線の電線共同溝整備工事を計画

県桐生土木事務所は桐生市堤町地内などで進めている都市計画道路赤岩線電線共同溝工事で、道路改良工事を月内に一般競争入札、電線共同溝整備工事は2025年2月ごろに同じく一般競争入札での公告を予定している。道路改良工事および電線共同溝はともに延長300mで見込む。設計業務は道路詳細設計を富岡測量設計(富岡市)、電線共同溝に関する詳細設計はコイデ(前橋市)が手掛けた。
全体計画では、桐生市宮前町から堤町までを事業箇所と歩道整備を延長約1000m(両側)、歩道幅3mで整備するもの。全幅は9・5mから18mへ拡幅する。
先行して発注を予定している道路改良工事は、工区中間部の丸山下駅入口の市道から白髭(しらひげ)神社入口の市道までの南側延長約300mを対象としており、置換工1800uのほか、舗装工1700u、側溝工300m、縁石工600mを見込んでいる。工期については約9カ月を予定している。
また、電線共同溝整備は全体で延長約2000mを計画している。本年度発注を行う電線共同溝整備は、道路改良工事区間と同じ南側延長約300mで予定、具体的な工事内容については今後検討するとしている。なお、2023年度は坂本建設(桐生市)が延長210mで施工を手掛けている。
歩道整備は、これまでに赤岩橋橋詰から丸山下駅入口の市道までの区間約400mが舗装を残して完了、電線共同溝は歩道整備完了区間の両側約800mが完了しており、完了年度は29年度を見込む。
23年度は寺田建設工業(桐生市)が分割1号、坂本建設が分割2号を受注。分割1号は延長100m、分割2号は延長320mでそれぞれ置換工および路盤基層工を実施している。今後の同線の整備については、宮前町1丁目交差点までの区間を対象に工事を予定している。
同事業は自転車などを利用している学生が多く、道路が狭く交差点部では渋滞が発生しているために円滑な通行を目指し、右折車線および歩道を設置することで快適な通行空間を確保することを目的に実施。歩行者や自転車の安全な通行を確保するため現道を拡幅するとともに、防災機能と景観の向上を図るため、電線類の地中化工事を進めている。