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　東北地方整備局秋田港湾事務所は来年度、秋田港向浜地区岸壁補修（１号Ｌ185ｍ、２号Ｌ180ｍ、３号Ｌ180ｍ）に関し、残整備となっている１号岸壁の延長約116ｍを補修し、事業完了を目指す。外港地区南防波堤改良（被覆・消波ブロック据付Ｌ約3,000ｍ）では、延長20〜30ｍ分のブロックを据え付ける見込み。第二南防波堤の延伸（Ｌ1,400ｍ）では、Ｅ工区のケーソン据付に着手予定。

　向浜地区岸壁補修は、老朽化している１号岸壁（−10ｍ・Ｌ185ｍ）、２号岸壁（−10ｍ・Ｌ180ｍ）、３号岸壁（−10ｍ・Ｌ180ｍ）を補修するもの。３号岸壁は４年度に完了。今年度は２号岸壁と１号岸壁の一部を補修する工事を高橋秋和建設で進めている。２号岸壁は今年度で整備を完了する予定。１号岸壁の残整備は延長約116ｍで、７年度に工事を発注し、事業完了を目指す。

　外港地区南防波堤改良は、延長約3,000ｍの被覆・消波ブロック据付を行うもの。今年度は約30ｍの据付を沢木組で進めており、残整備は約1,115ｍ。７年度は延長20〜30ｍ分のブロック据付を発注する見込み。なお、残整備のうち約1,050ｍが設計未着手となっており、７年度以降に順次、実施する。

　外港地区第二南防波堤延伸の全体計画は、延長1,400ｍを延伸するもの。Ａ〜Ｅ工区に分け、築造（ケーソン据付、根固・被覆ブロック据付）を行った後、上部工（上部工ブロック据付）を実施する。これまで、Ａ・Ｂ・Ｃ工区の築造が完了済み。今年度はＡ工区の上部工を進めているほか、Ｄ工区の築造が完了する見込み。７年度は、Ａ工区の上部工を継続するほか、Ｅ工区の築造にも着手する予定で、根固・被覆ブロックの製作を発注済み。なお、Ｂ・Ｃ工区の上部工はＡ工区の完了後に順次、着手する。

提供：秋田建設工業新聞社