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滋賀産業新聞
2024/10/23

【滋賀】草津市 歴史資料館の建設

 草津市は、市の歴史資産の保存・展示・公開・活用を行う新施設「仮称・草津市歴史資料館」の建設事業について、年内にコンサル業務を発注し事業を推進する考えだ。
 委託期間は、12ヵ月程度を想定。その後は、26年度に基本設計、27年度に実施設計へと進め、28年度から約3ヵ年程度をかけて工事を実施していくこととなりそうだ。
 新資料館は史跡芦浦観音寺跡とのつながりを重視した地域に開かれた施設を目指していくことに加え、幅広い来館者層を想定してバリアフリーやユニバーサルデザイン等に配慮する。歴史資産の保存・展示・公開および活用を行う施設に必要な防災・防犯設備を備え、多くの市民の活用を目指す。
 規模については、延約1000平方b〜約1200平方b程度を想定している。
 整備地は、史跡芦浦観音寺跡との連動を図っていく考えから、相互に来訪者を誘導できる距離に建設を計画している。周辺観光施設との回遊性等を考慮して検討・協議を進めていく方針。
 管理運営については、新資料館を円滑かつ効果的・効率的な運営を続けるとともに、来館者が快適に活用できる場所とするために最適な管理運営の方法を検討する。非営利かつ歴史資産の保存管理・活用が目的である施設の特性を念頭に、史跡芦浦観音寺跡や周辺関連施設との一体的な管理・運営を考慮しながら▽公設公営▽公設民営(指定管理者方式)▽PFI方式―といった運営方式を比べ、最適な方式を示す考え。

提供:滋賀産業新聞