社会福祉法人井川町福祉会(井川町寺沢字綱木沢133−2、中山英悦理事長)は井川町にある障害者支援施設「桐ヶ丘」の移転創設工事を来週中にも指名通知する。入札は来月となる見通し。新施設は、現施設道路向かいに木造平屋建て、床面積4,009.07u(定員:施設入所支援68人、デイサービス10人、短期入所2人)で建設する。県では9月補正予算で補助金6億3,455万円を確保しており、法人に補助する。
障害者支援施設「桐ヶ丘」は、昭和61年4月に「身体障害者療護施設桐ケ丘療護園(50床)」として開所。その後、増築などを行い、現在は障害者支援施設桐ヶ丘および障害者支線施設桐ヶ丘短期入所事業所として運営しており、定員は78床となっている。施設が老朽化しているほか、障害児・障害者福祉の向上を図るため、現施設の道路向かい(井川町寺沢字綱木沢133−1ほか)に移転創設するもの。
新施設は木造平屋建て、床面積4,009.07uで建設。居室は個室、多床室の両方を設けるほか、感染症対策の個室なども設置する。定員は施設入所支援が68人、デイサービス10人、短期入所が2人。設計は松橋設計でまとめた。
提供:秋田建設工業新聞社