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建通新聞社四国
2024/10/18

【愛媛】西条市 審議会が総合計画案を答申 

 西条市総合計画審議会(西村勝志会長)は10月8日、第3期総合計画案(2025〜34年度)を取りまとめ、玉井敏久市長に答申した。計画案は、12月定例会を経て決定する見通し。
 総合計画を構成する基本構想・基本計画・実施計画のうち、中期的な目標数値を設定する基本計画案(25〜29年度)によると、公共施設のうち公営住宅の適正な維持管理では、老朽住宅8棟の外壁改修、51棟の用途廃止を進める。
 消防施設では、消防施設1施設の拠点を整備する。道路施設では、延長8`の都市計画道路・生活道路を整備する他、市道橋33橋を修繕、5橋を耐震化する。
 上下水道施設のうち、上水道では配水管の耐震化率を現在の32・6%から33・7%に、基幹管路の耐震化率を現在の66・9%から70・9%に引き上げる。下水道では、汚水整備率を現在の98・8%から99・5%に、処理人口普及率を現在の62・4%から66・0%に引き上げる。
 また雨水ポンプ場や雨水幹線水路の整備を進め、雨水ポンプ場計画能力整備率を現在の69・3%から83・9%に、都市浸水対策達成率を現在の22・5%から23・1%に引き上げる。合併浄化槽の普及に関しても、現在の普及率48・6%を60・0%に引き上げる。
 農林水産施設のうち、農業施設では、水田ほ場の整備率を現在の41・7%から46・0%に引き上げる他、16カ所の老朽化ため池を整備する。林業施設では、5264bの林道を整備する。
 その他施設では、新たに都市公園の遊具10基を更新する他、46公園を対象に整理・統合・集約化を検討する。また現在保存整備を行っている史跡永納山の進捗率を、現在の43%から90・0%まで進める。
 県や関係機関と進めている事業に関しても、現在進めている東予港複合輸送ターミナル整備、西条地区小型船だまり整備の完了を目指す。

提供:建通新聞社