東山遊園と椙山女学園(ともに名古屋市千種区)は、2023年に閉店した「星が丘ボウル」跡地の開発に、3月初旬から着工する。着工に先立ち、両者は名古屋市へ、中高層建築物の建築に係る届け出を提出した。
開発の初弾となる「1期A区」では、鉄骨造6階建ての複合ビルと、同7階建ての大学施設、広場などを整備する。複合ビルと大学施設を合わせた延べ面積は1万6873平方b。高さは最大で31bとなるもよう。
敷地面積は1万1224平方b。1期A区全体の開業は2027年春、大学施設は同年4月の供用開始を目指す。
工事名は「星が丘ボウル跡地プロジェクトA工区(仮称)」。完了予定は27年12月末。設計は竹中工務店名古屋一級建築士事務所(名古屋市中区)と日建設計一級建築士事務所(大阪市中央区)が担当。施工者は未定としている。
同プロジェクトでは、今回の1期A区の他に、住宅・店舗が一体となった施設と駐車場を整備する「2期B区」と店舗を新築する「C区」を計画。東山遊園は、これら2区画の概要を25年春に公表する方針を明かしている。
場所は名古屋市千種区星が丘元町1601他。
提供:建通新聞社