国立大学法人京都大学は、京都市左京区に「総合研究棟」建設を計画している。
京都市左京区吉田下阿達町46の敷地にRC造4階建、延2436・11u(建築面積650・22u)の学校(用途)を建設する計画。建築物の高さは14・69m。
着工は令和7年3月1日、完成は8年3月31日を予定。
京都大学は、京都大学(南部)総合研究棟(環境・生存・共生イノベーション拠点棟)新築(建築)設計業務、同(設備)設計業務について、簡易公募型プロポーザル方式で業者選定した。
(建築)設計業務は綜企画設計を特定、内藤建築事務所を次点とし、(設備)設計業務は総合設備コンサルタントを特定、婦木建築設備事務所を次点とした。
履行期限は令和6年12月27日。
プロポ時の資料によると、環境・生存・共生イノベーション拠点棟の規模は、RC造4階建、延2420u(1階648u、2階648u、3階573u、4階551u)。1階は講義室、ゲートウェイ・オープンラボ、次世代創造アーカイブス、書庫、事務室、通信機械室、子育て支援室等、2階は院生室、グローバル・ラーニング・コモンズ、地域研究国際発信戦略センター、情報処理室、資料室等、3階は研究員室、院生室、実験室、会議室等、4階は研究室、実験室、会議室等。エレベーターは1基。
計画地は旧京都織物跡構内。計画地北側の学内共同研究センター共同研究棟に増築する格好で同棟と接続する。西側の稲盛財団記念館との接続についても計画する。