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　徳島県は、藍場浜公園西エリアへの新ホール整備に向け、早期整備プランの策定に入る。施設の規模・構成、整備手法、整備スケジュールなどを策定し、設計・施工に向けた仕様を具体化する。また区域確定に向けて、現地測量を実施する。９月定例県議会の最終日となる10月８日に、委託料１１１０万円と事務費90万円を追加した補正予算を承認した。
　９月補正予算では、早期整備プラン策定費以外に、設計費として２０２５〜26年度の債務負担行為限度額７億５０００万円を設定した。早期整備プランで設計施工一括も含めた発注手法を検討した後、24年度内に事業者選定を開始し、25年度早期の設計着手を目指す。
　藍場浜新ホール費は、７日午前に議会運営委員会、同日午後の政策条例検討会議後の県議会経済委員会などで、県と県議会の説明・聴取が行われた。県議会最終日の８日は議会運営委員会後の本会議で他の議案とともに承認を諮った。今回の４号補正は投票となり、賛成・反対意見の後、投票総数33票のうち賛成22票、反対11票となり、賛成多数で承認された。
　県は、文化芸術の振興と創造発信の拠点、魅力ある県都まちづくりの推進を図るため、藍場浜公園西エリアに新ホールを整備する。

提供：建通新聞社