琴平町は、町立統合小学校と統合認定こども園建設工事の基本設計業務について、公募型プロポーザル審査を行った結果、清和設計事務所(丸亀市)に決定した。履行期間は2025年3月31日まで。建設地は苗田。
今後のスケジュールは、実施設計を25年4月〜26年3月にまとめ、25年11月〜26年7月に造成工事を実施する予定。建設工事に26年8月ごろから着手し、29年4月の開校・開園を目指す。
統合小学校の規模は、校舎棟・屋内運動場棟が4800平方b程度。統合認定こども園の規模は、園舎棟が約3000平方b。
統合する小学校とこども園は、琴平小学校(145ノ1)、榎井小学校(榎井58ノ3)、象郷小学校(上櫛梨26)、南こども園(103)と北こども園のめばえ棟(苗田634ノ1)・みのり棟(上櫛梨31ノ1)。
既存施設の規模は、琴平小が鉄筋コンクリート造4階建て延べ4338平方b。榎井小が同造3階建て延べ3753平方b。象郷小が同造2階建て延べ2805平方b。
こども園は、南こども園が同造2階建て延べ949平方b。北こども園のめばえ棟が同造2階建て延べ507平方b。みのり棟が同一部鉄骨造平屋450平方b。
23年5月時点での、3小学校の児童数は計288人。児童減少によって教育の機会が損なわれている現状を改善するため、三つの小学校と二つのこども園をそれぞれ統合して併設する。
現在は敷地の測量と地質調査を進めている。測量業務は総合技建コンサルタント(琴平町)、地質調査は田村ボーリング(高松市)が担当している。履行期間はいずれも11月29日まで。
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建通新聞社