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北陸工業新聞社
2024/10/16

【福井】操縦体験見て触れて楽しんで/建機の凄さ間近にアピール/はたらくくるまジュラシックパーク/主催は福井県建設業協会建設青年委員会

 福井県建設業協会の建設青年委員会(辻広昌平委員長)は12と13の両日、福井市福町の福井運動公園内、駐車場の一角をフル活用し、「はたらく くるま」ジュラシックパークを開催した。
 今年で5回目の人気企画。会場には、パワーショベルやホイールローダーなど建設機械を多数そろえ、恐竜に見立てて、建機の存在感をアピールした。
 両日とも、開場前から長い列ができた(2日間で家族づれを中心に約5800人来場)。ふだんは、遠くに眺めるだけの建機を間近に見ることができ、本物の迫力に、子どもも大人も満足感に溢れた。
 特に、子ども達には、お楽しみ企画の操縦(試乗)体験に、笑顔が広がった。アフター・コロナで再開した。
 これまでは、建機を恐竜に似せて、興味関心を引く演出が前面的だった。ところが今回は、建機に特段の演出はなし。建機本来の機能性を、素のままに届けようと、力点が置かれたよう。
 実行委員長の上野正人さん(清水組)は、「工事現場のリアルを伝えたい。安全にも十分配慮する実際を。そこでバリケードや電光掲示板など、安全資機材も多数配置することにした」と強調。また、毎回の企画を通し、「青年委員会のメンバー同士、所属地区を超えて協力し合い、いっそう団結力が強くなっている」などと好循環に実感を込めた。
 新メンバーの木村一成さん(大貴建設)も「普段は、あまり日の目を見ることの少ない働く車の建機を見てほしい。ゼロから1を生みだし、地図に残るほど、大きな構造物を作る建設業の凄さを、ぜひ知ってほしい」と願いを込めた。

hokuriku