ホテル誘致・建設は三菱地所と清水建設
日本スキー場開発グループの岩岳リゾート(白馬村、星野裕二社長)は、「白馬岩岳マウンテンリゾート」山麓のベースエリアで、再開発を本格化させる。現在、進めているゴンドラリフト建設のほか、国際的なハイグレードホテルの誘致、スキーセンターのリニューアルなどを計画中だ。
ホテルの誘致・建設を巡っては、三菱地所(東京都千代田区)および清水建設(東京都中央区)と土地売買契約を9月30日に締結。譲渡価格は15億円で、既存建物を解体し2026年3月の引き渡しを予定する。譲渡した土地面積は1万9109u。
岩岳リゾートPR事務局によると、同ホテルは「山麓ベースエリア南側に建設予定」とするが、ホテルの建設時期や具体的な規模については「未確定」と話している。ホテル周辺の開発も視野に入れており、食事や物販、宿泊、インバウンドに向けた言語対応―などを推進する方針。
今後は、24年12月20日に開業予定の新ゴンドラリフトの乗り場の横にセンターハウスを設置。既存のゴンドラリフト山麓駅をリニューアルし、チケットセンター、ロビー、売店、レンタルショップ、レストランなどの複合施設として、25・26冬季シーズンを目途に開業させる。ホテルの建設はそれ以降になるもよう。
提供:新建新聞社