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日本工業経済新聞社(群馬)
2024/10/15

【群馬】太田市は鳥之郷市営住宅の改修工事へ


太田市は鳥之郷市営住宅の第2期の整備事業費として、9月補正予算で3カ年で工事費を主に2億1019万9000円の継続費を設定した。来年度から2カ年での工事となり、2棟10戸を新築する。本年度は設計委託料として232万円を計上。年度内の委託に向けて準備を進めている状況となる。なお、工事費については◇25年度=1億4655万9000円◇26年度=6132万円―の年割額となっている。
鳥之郷市営住宅(鶴生田町733−97)は市営住宅の需要増加により、新築工事を実施しているもの。第2期工事の建設場所は、現在も整備が進む第1期工事の隣接地となる。
第2期工事は全体で2棟10戸で計画している。25年度に工事発注を行う予定となっており、2カ年での施工となる見込みだが、設計業務の中で詳細を決める。
新たな住宅もこれまでの1期工事と同様に、周辺環境との親和性を考慮して、2階建てまでの低層木造住宅とする。また、各住棟は駐車場を中心とし、歩車分離に配慮することで、日常の安全確保とともに住民のふれあいの場としての整備を目指す。延べ床面積についても、これまでと同様に約150〜200uとなりそう。
また、建物の完成後に設置が計画されている太陽光発電設備工事については、新築工事発注時に一括とするか、分割とするかは現段階では未定となる。
1期工事については第1工区を23年度に実施。2棟8戸で計画し、建築工事を協和建設(太田市)、機械設備工事は石原設備(太田市)、電気設備工事を中島電気設備(太田市)がそれぞれ担当した。本年度末にも完了する。
2工区と3工区の建築工事については本年度、3棟14戸で工事を進めている。2工区の建設工事は吉田建設(太田市)、3工区は塚越建設(太田市)が施工中。電気設備工事は両工区を一括して中島電機設備(太田市)、機械設備工事は石原設備(太田市)が手掛けている。
各棟はW造2階建て、150u〜200u規模で建設する。設計業務については糸井建築設計事務所(太田市)が担当した。