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建設経済新聞社
2024/10/15

【京都】山科区及び伏見区醍醐の市営住宅の空き住戸 民活で改修、子育て等向け住宅に活用

 京都市は、山科区及び伏見区醍醐の市営住宅の空き住戸について、若者・子育て向け住宅に活用する。
 市が公募で選定した事業者に市営住宅を貸し付け、事業者がリノベーションし、賃貸住宅として手頃な家賃で供給し、若者・子育て世帯の移住・定住につなげる。
 「若者・子育て応援住宅」(愛称こと×こと(子と住むっ!古都住むっ!))として、令和5年5月に全国初の取組として実施。今回の令和6年度第2回募集は、5年度から通算で第4回目となる。
 今回の募集住戸は、▽2Aグループ・山科市営住宅の計5戸(1棟163号、214号、311号、454号、458号)▽2Bグループ・山科市営住宅の計5戸(1棟553号、609号、612号、705号、961号)▽2Cグループ・椥辻市営住宅の計5戸(4棟104号、202号、303号、601号、5棟101号)▽2Dグループ・東野市営住宅の計6戸(3棟102号、302号、402号、4棟204号、402号、7棟303号)▽2Eグループ・醍醐中市営住宅の計7戸(1棟603号、701号、803号、2棟306号、906号、5棟401号、404号)▽2Fグループ・醍醐東市営住宅の計5戸(3棟206号、5棟306号、507号、11棟302号、13棟404号)▽2Gグループ・醍醐東市営住宅の計6戸(14棟206号、15棟106号、17棟401号、18棟302号、19棟202号、303号)▽2Hグループ・醍醐西市営住宅の計5戸(7棟701号、8棟203号、11棟203号、608号、906号)▽2Iグループ・いわたの森市営住宅の計8戸(1棟305号、2棟502号、507号、4棟302号、405号、6棟207号、8棟404号、502号)の合計52戸。
 事業者が募集する対象世帯は、(ア)全ての者が50歳未満の世帯(単身世帯は不可)、(イ)18歳以下の子がいる世帯。
 事業対象住戸については、事業者が整備費用等を負担のうえ、改修及び修繕等(給湯器等既存設備含む)を実施する。対象住戸の内部は、建築物の構造に影響を及ぼさない範囲で自由に改修可。ただし構造躯体や給水・排水立管は改造不可。
 対象住戸は最長12年間(令和18年3月31日まで)使用可能とする。ただし、毎年度末に使用許可期間の更新手続きが必要。なお令和18年3月31日以降においても、市が特に必要と認めた場合は、使用許可期間の更新を承認する。
 主な応募資格要件は、▽賃貸住宅管理業法に基づく国土交通大臣の登録を行っていること、又は事業者の決定までに登録の予定があること▽京都市内に本店又は支店・営業所(関連会社含む)があること▽直近1年間において、継続して賃貸住宅管理業務の実績を有しているものであること等。
 内覧期間は11月1日まで(事前予約制)。応募申込書等の提出は11月1日まで。その後、11月上旬に活用事業者を決定する。
 担当は京都市都市計画局住宅室住宅管理課(рO75−222−3631)。