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　【横浜】ヤオコー（埼玉県川越市新宿町１ノ10ノ１）は、横浜市戸塚区の旧コイト電工横浜工場跡地の一部で延べ床面積約５６００平方�bの物販店舗「（仮称）ヤオコー戸塚前田町店」を新築するため、12月中旬の着工に向けて施工者を選定する。建築設計は九段建築研究所（東京都千代田区）、開発設計はコスモデザイン（平塚市）が担当。２０２５年７月中旬の完成を目指す。隣接地では関電不動産開発（東京都中央区）などが延べ床面積約４万平方�b、４８２戸の分譲マンションを建設する。
　規模は鉄筋コンクリート造２階建て延べ５６０８平方�b。スーパーマーケットの「ヤオコー」を中心として各種テナントを誘致する「ヤオコーマーケットプレイス」タイプの店舗となる見通し。駐車場は１０６台分を確保する。外壁はＡＬＣタイル張り。一部ではコンクリート打ち放し補修を採用し、壁面緑化を施す。
　災害対策として地下に容量２７０立方�bの雨水調整池と40立方�bの防火水槽を設置する。道路関連では、東側の市道で歩道を整備するため幅員を現況の７�bから９�bに拡幅。南側の国道１号では歩道を切り下げから切り上げに変更する。
　建設地は横浜市戸塚区前田町１００。ＪＲ横須賀線・湘南新宿ラインの東戸塚駅から約１�`の場所にある。旧コイト電工横浜工場跡地のうち、４８７２平方�bを開発する。
　同工場跡地の残りの部分では関電不動産開発（東京都中央区）とジェイアール東日本都市開発（東京都渋谷区）、パナソニックホームズ首都圏支店（東京都新宿区）、神奈川中央交通（平塚市）が分譲マンション「（仮称）横浜市戸塚区前田町計画」を建設する。
　規模は鉄筋コンクリート造７階建て延べ３万９１２３平方�b。住棟は６棟で、各棟をジョイントでつなぐ。住戸４８２戸を設け、２１８台分の駐車場を整備する。設計・施工は長谷工コーポレーション（東京都港区）が担当。25年１月中旬の着工、27年２月中旬の完成を目指す。

提供：建通新聞社