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　魚仲卸業者「釣屋魚問屋」（氷見市地蔵町、釣吉範代表取締役社長）のグループ会社で同市余川でワイナリーを運営するＴ−ＭＡＲＫＳは、「ＳＡＹＳ　ＦＡＲＭワイン倉庫新築工事」の落札者を、９億７５００万円で砺波工業に決めた。
　建設規模はＲＣ造地下１階地上１階建て、延べ床面積８８０平方メートル（建築面積４５９平方メートル）で、地下に貯蔵施設を備える。レストランなどがある既存の「ＳＡＹＳ　ＦＡＲＭ」（セイズファーム）のそばにあたる余川字北山２６６番地１で建設される。工期は２０２６年３月２０日までを予定する。
　氷見市は２４年度当初予算にワインバレー構想活性化事業として補助金４億９６７３万２０００円を計上している。ブドウの栽培、醸造、販売を通じた６次産業化の促進を後押しする。
　設計はタケ設計（氷見市中村）が担当。