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建通新聞社
2024/10/09

【大阪】阪大 豊中アゴラ整備を設計施工一括で公告

 大阪大学は、豊中キャンパスに整備する「大阪大学(豊中)豊中アゴラ(仮称)整備事業」の一般競争入札を公告した。設計・施工一括での発注で、WTO対象となる。申請書と資料を10月23〜29日、技術提案書を2025年2月28日〜3月4日に受け付ける。入札書の提出期限は25年3月4日正午まで。開札日は25年3月25日。
 参加形態は単体または特定建設工事共同企業体(特定JV)。特定JVの場合、甲型JVでは構成員を2〜3者とし、乙型JVでは構成員数の制限は設けない。また、文部科学省の建築一式工事、電気工事、管工事のいずれかの参加資格を有し、「一般競争参加者の資格」第1章第4条で定める点数が、単体企業と特定JVの代表者は1200点以上、構成員は1000点以上であることが条件となる。
 新棟の延べ床面積は1万4900平方b以上。ラボには理工系や人文社会系を想定した実験室と研究室、特殊実験室を設ける。実験室と研究室は合計5500平方b以上、特殊実験室は2000平方b程度を確保する。
 共創スペースは1800平方b以上とし、エントランスホール・ロビー・共創ラウンジ、多目的ホールを設ける。「キャンパスの顔」にふさわしい空間を形成することや人数を問わず利用できるような空間整備を求める。この他、交流スペースやごみ置き場、歩行者道、広場などを整備する。
 また、豊中キャンパスの入り口に整備することから、ランドマークとなる外観デザインとする他、共創スペースをはじめ「木」の要素を生かしたシンボル性のあるデザインを求める。
 建設地は豊中キャンパス(豊中市待兼山町1ノ1)内の理学部本館・理学部棟に隣接する用地となる。履行期間は28年3月31日まで。

提供:建通新聞社