県土整備部は4日、24年度優良建設工事50件と優良業務19件を決定した(=4・5面一覧表)。11月に開く「第24回住みよい県土づくり表彰式」の席上で知事表彰する。
優良工事は23年度完成の土木系工事531件、営繕系工事(建築・設備)184件の中から、土木系はおおむね89点以上の現場40件、JVや複数件受賞者がいるため実質19社、営繕系はおおむね84点以上の現場10件、実質8社を選んだ。併せて各現場の監理・主任技術者は「優良技術者」として表彰される。
一方、「測量等業務」の優良業務は今年度、部長表彰から知事表彰に格上げ。他部局発注の業務も対象とし、建築・設備設計部門も創設した。部門別の表彰件数は▼県土整備部発注の土木コン9件、測量・地質・補償コン4件、県外向け1件▼農林水産部発注は3件▼総務部営繕課発注は建築設計と設備設計の各1件ずつ―の計19件を選定した。
また、若手優良技術者には、工事部門が藤原組の藤原正弥氏、業務部門はアサヒコンサルタントの砂川裕二氏と水本悠斗氏、船川耕平氏(=ウエスコJVを含む2業務)、ワーパスの三井翔星氏の計5人が選ばれた。
表彰式典について、県土総務課は「11月中旬ごろ」と話しており、日程調整を進めている。
日刊建設工業新聞