福井県屋根工事業協同組合(猪嶋具幸理事長)は3日、第10回の労働災害防止安全大会を開催し、安全意識の高揚と、安全活動の定着を図った。
会場は福井市林藤島町の福井産業技術専門学院(第一実習室)で。
猪嶋理事長が先ず挨拶。自主的な労働災害防止活動の一環で、この安全大会を毎年開催している重要性を強調。その上で今回は「体調管理を通じ、労働災害を防止する観点に着目。健康状態が悪化すると、集中力や判断力が低下し、労働災害のリスクが高まる。体調管理は、労働災害防止の基本」と主旨説明した。
大会の参加者約25人は、トレーナーの山本淳平氏の指導で、エクササイズを、実習を通して学んだ。技術・安全委員長の田端利一氏が担当した。
一般社団法人全日本瓦工事業連盟(全瓦連)は、瓦工事業者の全国団体で、屋根技術の向上と、社会貢献に努めている。瓦工事業を営む者の資質の向上、および瓦工事技術の進歩改善を図り、瓦工事業の健全な発展と瓦工事の適正な施工を確保する。公共の福祉増進に向け、瓦工事に関する技術や資材の調査、研究などを行っている。