建設新聞社
2024/10/07
【東北・宮城】45.3億で三建設備工業が候補/仙台市本庁舎の空調設備
仙台市は4日、WTO対象工事の「市役所本庁舎整備第1期空気調和設備工事」を開札し、45億3000万円で三建設備工業を落札候補者に選定した。今月下旬の落札決定を予定している。入札には同社のみが参加した。
仙台市青葉区国分町3の7の1地内で現地改築する本庁舎の建て替え事業のうち、今回の工事は第1期高層棟の空気調和設備を行う。設計は石本建築事務所・千葉学建築計画事務所JVが担当。
施設は免震のS一部SRCおよびRC一部W造のハイブリッド構造とし、延べ床面積は既存部分と合わせて6万5996・07平方bとなる。階数は地下2階地上15階建て。
このうち今回の第1期高層棟の建設工事分は、庁舎棟の延べ5万9874・75平方b、駐輪場(4棟)、そのほか付属棟施設などが対象。工期は2027年11月30日まで。
同事業は8月に起工式を開催し本格着工を迎えた。このほかの施工は建築が大林組・鉄建・仙建工業・深松組JV、強電はユアテック・福興電気・塚田電気工事JV。昇降機設備が三菱電機ビルソリューションズ、給排水衛生がアトマックス・加納工業所JV、弱電は太平電気・産電工業JVが担当する。
提供:建設新聞社