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　東北地方整備局は、福島ロボットテストフィールド（ＲＴＦ）敷地内に新設する実証準備棟の基本・実施設計、敷地調査両業務を発注する。設計は簡易公募型プロポーザル、敷地調査は一般競争で月内の手続き入りを予定している。
　ＲＴＦは、福島国際研究教育機構（Ｆ−ＲＥＩ）と統合する方向で県とＦ−ＲＥＩが6月に基本合意。世界に類を見ない開発実証拠点を目指し、福島イノベーション・コースト構想推進機構等と連携して活用する。実証準備棟の整備はＦ−ＲＥＩ施設と同様に、復興庁の支出委任を受けた東北地整が当面、設計までを担当する。
　同棟はドローン等の研究開発・実証施設を想定し、南相馬市原町区萱浜地内の現駐車場に2階建て延べ2000�u。構造はＲＣ造と木造の組み合わせで検討する。基本・実施設計業務（積算含む）の履行期間は約16カ月を見込んでいる。敷地調査の業務区分は地質調査、履行期間は約3カ月。
（提供：福島建設工業新聞社）