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建通新聞社(中部)
2024/10/03

【愛知】半田市 新総合体育館の基本構想と基本計画

 半田市は9月30日、新たな総合体育館の建設に向けた基本構想・基本計画策定支援業務を公募型プロポーザルで選定した結果、トーマツ名古屋事務所(名古屋市中村区)に委託した。応募者は2社だった。履行期間は2026年3月10日まで。提案限度額は3556万3000円(税込み)だった。市は25年3月に新総合体育館の建設候補地を選定する考えだ。
 業務内容は、業務実施計画書の作成、基本構想と基本計画の策定、PPP/PFI導入可能性調査を行う。基本構想の中で整備方針、建設候補地の比較や施設規模など検討する。
 建設候補地は半田運動公園敷地内(池田町3ノ1ノ1)の敷地面積26万7000平方b(既存建築面積8110平方b)で市街化調整区域と、市立半田病院解体後跡地(東洋町2ノ29)の敷地面積3万2292平方bで第一種住居地域の2カ所。所有者はともに半田市。
 基本構想の中で建設候補地の比較検討を行うため、各スポーツ団体や利用者などから意見を聞くなどして、25年3月下旬までに建設候補地を選定する他、座席数など概要をまとめる。
 現体育館(桐ケ丘4ノ210)は、1985年に建設されたが、バリアフリーに対応しておらず、空調設備がない。また、駐車場が狭いため、スポーツ施設として求められる施設設備を満たしていないため、新体育館を建設する。
 昨年11月に実施したサウンディング調査の中で、施設の概要は、メインアリーナにバスケットコート3面などを整備し、30年度中の供用開始を目指すとした。建設費用は現時点で80〜90億円を想定している。


提供:建通新聞社